直営縫製工場


【工房探訪記:1】『私たちの至宝・8人の職人』

工房探訪記:1
裁断のスペシャリスト、縫いのエキスパート、8人の職人がそれぞれの技術・知識を惜しみなく発揮し
「国産フォーマルの最高峰」を目指し、日夜研鑽しています。
5階工房にて。

【工房探訪記:2】『大阪の誇り・先達の教え』

工房探訪記:2
昭和38年本社正面玄関にて
私たち【ノービアノービオ】は、昭和三十八年大阪谷町に誕生した羅紗屋(生地屋)を太祖とし、紳士礼服メーカー、そして現在のノービアノービオへと進化してきました。
かつて、谷町には四〇ほどのアパレルメーカーが軒を連ねていましたが、現在は数社にまで減少。
その生き残りという誇りと、谷町繊維の復活を実現するべく、日々努めています。

【工房探訪記:3】『最大の武器・自社工房』

工房探訪記:3
生駒山の向こうは奈良県、天気の良い日は山上遊園地の建物が見えます。
私たちの工房は有名な石切神社のふもと、東大阪市にあります。
背には生駒の連山、前方には大阪市内を臨むずばらしい場所にあります。
繊維業界不振の中、私たちも何度も苦渋の決断を強いられました。京都にあった縫製チームを東大阪へ移し、スタッフも半数以下になりましたが、熟練された技を持つこの少数精鋭は、私たちのかけがえのない「至宝」なのです。

工房探訪記:3
大阪のビル群がこんなに遠く離れた場所です。
工房探訪記:3
工房兼倉庫。吹き抜け倉庫で天井が高いため、中は5階ながら8階建てほどの高さがあります。

工房探訪記:3昭和38年 祖父が創めた羅紗屋(生地屋)
その生地を礼服に仕上げた父
大阪の谷町にある繊維業3代目の私は55年間引き継いだ伝統とお客様の笑顔を忘れずに、また職人達に感謝をしながらすばらしい礼服をお届けいたします。

【工房探訪記:4】『スタッフも原点回帰の見学』

工房探訪記:4
工房前にて
左から、店長:酒匂/マネージャー:斉藤/スタッフ:川島
私たち、スタッフも工房に来るのは年に数回。

今回のようにじっくり工房の中を見るのは中々ないことです。

製品になったスーツでは見ることのできない内側、製作過程を知り、商品に対する考え方を新たにすることができました。

フォーマルシーズンを控え、慌しく稼動する工房でしたが、職人のみなさんはとても温かく親切にスタッフを迎えてくれました。

工房探訪記:4カンカンカン…キレイなアルミ板の床、船の甲板のような乾いた音のする倉庫。
埃がたまらないようにスーツのしたには金網が張られています。
そこには総数2万~3万着のスーツを保管することができます。

さきほどスタッフが撮影していた搬入口から写真中のレールを使って各フロアへ選別されていきます。
エリア分けされたラックを網羅している事はスタッフの必須スキルなのです。
他社からお預かりしているスーツも多く、同業者との厚い信頼関係を築くことも私たちの大切な使命だと思っています。

見学順路

見学順路1記念撮影後の1ショット。インターンシップで工房の出荷手伝いもしたことのある川島くんも久々の工房に大シャギ↑↑
見学順路2工房1階。実店舗ができる前、オーダーなどのお客様には、こちらお越しいただくこともありました。セールなどの垂れ幕にその名残が・・・。
見学順路3現在の1階の様子。幸せなことに同業者さんからのお預かり分も増え、半分をスーツラックへリフォームしました。
見学順路41階から、階段の上部に取り付けられたレールでスーツを上階の倉庫へと運んでいるところ。油断していると背後からスーツに襲われることもあるので注意!
見学順路52階・3階は巨大倉庫。1フロアに4000着ほど格納できます。潜水艦のような内装に男の子なら大興奮。でも、夕暮れ以降は冷たい恐怖スポットへ変貌するのです(笑)
見学順路6裁断機や型紙のパターンを出力する巨大なプリンターなどが置かれている場所を抜け、5階の工房へあがっていきます。ここも男の子にはたまらない見所スポットですよ。
見学順路75階、工房前に到着。ドアの前でもすでにさまざまな機械の音が、カシャカシャと聞こえてきます。静かな倉庫を抜けた後だけに、とても活気に満ちている感じがします。
見学順路8工房の外にあるオープンスペースでは、田食(たじき)さんに裁断の模様を見せてもらいました。ためらうことなくすばやくマーキングして切り出す技術に驚きました。
見学順路9工房の中に入りました!無数のミシンやボイラーがびっしりあるので、冬は暖房がなくても温かいのですが、夏は想像を絶する蒸し暑さになります。
見学順路10レディースもメンズも縫える器用な松本さんに、パーツのミシン掛けをみせてもらいました。正確に生地をターンさせながら、ブレることなく縫っていく様はさすがです!速いっ!
見学順路11このとき、松本さんがしていたのはスーツの襟の部分を作る作業。仮縫いする場所、本番で縫う場所を親切丁寧に教えてくれましたよ。私たしには何がなんだか・・・。
見学順路12小園さんには前身頃の縫製を見せてもらいました。ミシンという一言では片付けられないほど、スイッチやボタンが多く、川島くんも「コレはなんですか?」と質問攻めに。
見学順路13同じく前身頃を手がける神谷さんの作業も見学。すばやく鮮やかに仕上げる神谷さんの手さばきに川島くん「スッゲー!」と、またまた驚きの表情です。
見学順路14見返し(スーツをめくった内側)に芯地を貼り付ける工程を見学。製品になると中に隠れてしまう部分だけに、二人とも興味津々で見入っていました。
見学順路15山中さんに、芯地がどうなってるかを教えてもらいました。表から貼り合わせた筋が見えなくするためと、より接着する面が広くなるよう芯地は波型にカットされているのです。
見学順路16裏地と前身頃を裏側から縫いつけて、それをひっくり返して表向きにするのが「前返し」と呼ばれる作業。表地と裏地が一体になり、徐々にスーツらしい姿になっていきます。
見学順路17ベストのような形まで組みあがったスーツに袖や襟をつけ、スーツの形に仕上げるのが工房のリーダー佐々田さんの仕事。背中でもの言う親方です。
見学順路18こうして、様々な工程、多くの職人の手を経て、当店のスーツが出来上がり、皆様の元へ。1日15着、全ての工程に人間の手がかかわっているてづくりスーツです。